健康管理・生活習慣に関連するcolumnです。

体内リズムとは (2019.11.24)

体内リズムとは

 

毎日、健康でイキイキとした生活を送るために必要なことは何でしょうか?

規則正しい生活を送る。それは人間に本来備わった力を最大限生かすことにつながります。

 

運動習慣、バランスのよい食事習慣、良質な睡眠や休養、ストレスと上手に付き合うこと。

これらの情報は、私たちの遺伝子に書き込まれています。遺伝子とは人間が長い年月をかけて体内に獲得した情

報で、私たちが生き抜くための源といえます。

 

健康に生きていくための遺伝子(情報)の1つが、時計遺伝子です。

私たちは、自然に朝になれば目を覚まし、夜は自然に眠くなります。これらの体内時計のことを「体内リズム」と呼びます。

 

 

時計遺伝子の発見

地球上のほぼすべての生物に体内時計は存在します。人間は約24時間のサイクルで生活をしおり、朝起きて、日中は活動し、夜は眠るというサイクルは、私たちの体に元々組み込まれているリズムで「日周リズム(サーカディアンリズム)」と呼ばれています。

 

1972年 哺乳類の体内で日周リズム(サーカディアンリズム)を刻む体内時計の中心がどこにあるのか発見されました。それは、私たちの脳の中にある「視交叉上核」という場所です。その場所を壊すと日周リズム(サーカディアンリズム)が消え、視交叉上核を移植すると日周リズム(サーカディアンリズム)が回復することが発見されました

 

1997年 マウスを使った実験で、「時を刻む遺伝子」があることが発見されました。これが哺乳類で初めて発見された「時計遺伝子」です。その後、人間にも時計遺伝子があることがわかりました。

 

●時計遺伝子の種類

「CLOCK(クロック)」 哺乳類で最初に発見された時計遺伝子です。

その後、

「BMAL 1 (ビーマルワン)」「PER 1 (パーワン)」「PER 2(パーツー)」「CRY 1 (クライワン)」「CRY 2(クライツー)」という時計遺伝子が発見されました。

最後の時計遺伝子は、「Chrono(クロノ)」が発見されたのが2014年です。

これらの基本となる時計遺伝子以外に、関連する遺伝子を合わせると時計遺伝子は20種類以上あると言われています。これらの時計遺伝子が私たちの体内リズムをコントロールしています。

 

体内時計の種類

私たちの体の中には、さまざまな種類の体内時計があるといわれています。

 

●年周リズム(季節リズム)

1年を周期としたリズムで季節リズムともいわれています。春には眠気が強くなったり、秋から体重が増加したりします。渡り鳥が飛来したり、クマが冬眠したりするのも年周リズムに当てはまります。

 

●月周リズム

約1カ月を周期とするリズムです。女性の月経周期や女性ホルモンの分泌などに関係しています。

 

●週周リズム

1週間(7日間)を周期とするリズムです。血圧などは1週間の中で変動があるといわれています。

 

●日周リズム(サーカディアンリズム)

地球の自転と同じ約1日を周期とするリズムです。人間の体温は朝目で覚めてから上がり始め、日中は高く、夜になると下がり眠くなります。

 

●90分リズム(ウルトラディアンリズム)

約90分を周期とするリズムです。浅い眠りと深い眠りを約90分の周期で繰り返しているように、人間の集中力も約90分といわれています。

 

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